海外電力関連 トピックス情報

[豪州] 大型電源のHazelwood石炭火力発電所、閉鎖から1年で卸価格上昇

2018年4月26日

2018年3月29日の現地報道によると、オーストラリアの南部ビクトリア州で2017年3月末にHazelwood 石炭火力発電所が閉鎖してから1年を迎えるに当たり、卸電力市場価格の動向や大気汚染改善の状況、労働者の近況や発電所周辺の地元経済に関するニュースが相次いで取り上げられている。
特に州内の大型電源が閉鎖したことで、州間連系線で南オーストラリア州のガス火力発電所やニューサウスウェールズ州の石炭火力発電所から電力融通を受けることになり、ビクトリア州内のスポット価格の平均は2016年に比べ85%上昇した(1,000kWh当たり、52豪ドル(約4,250円)が96豪ドル(約7,850円)になったとされている)。
また、これに関連してスポット価格の上場が見られ、南オーストラリア州では32%、ニューサウスウェールズ州では63%、クイーンズランド州でも53%の上昇があったと豪州エネルギー規制局(AER)がレポートで発表している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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