2018年4月4日付の報道によると、デュークエナジー社は、所有するシアロンハリス原子力発電所(PWR、93万kW、ノースカロライナ州)について、80年間の運転は可能との見解を州の議員らに語った。
同発電所は、2008年に1回目のライセンス更新(20年延長)を済ませ2046年まで60年間の運転が認められている。
同社のプレストン・ギレスピー原子力部門責任者(CNO)は、「温室効果ガスを発生させない原子力は、将来的に発電を行う上で大きな役割を果たす」と述べ、原子力発電の環境特性を強調した。
同社はこれまで、所有するロビンソン発電所とオコニー発電所(いずれもサウスカロライナ州)についても80年運転への関心を表明している。
なお、今年1月にフロリダパワー&ライト社は、ターキーポイント3、4号機について、米国初となる2回目のライセンス更新(80年運転)をNRCに申請した。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

<参考>[米国]米国初、原子力発電80年運転に向けた運転認可延長申請(2018年4月2日)

 

以上