中国の原子力安全規制部門である国家核安全局は2018年5月28日、チェコのプラハで5月25日から2日間にわたり、チェコの規制部門核安全局と「原子力安全協力活動会議」を実施したと発表した。
両国はそれぞれの自国の原子力における規制管理体制、枠組み、活動の情況を紹介した上、原子力安全協力活動、監督管理体系の構築、原子力安全審査評価、緊急時対応の整備と対策などの分野で、人員と情報の協力展開することで一致した。
両機関は、今後2年間の協力計画書に調印した。
なお、会議後、国家核安全局はチェコ原子力研究所(UJV Rez)とテメリン原子力発電所を視察し、チェコ側と原子力発電安全技術の研究開発などについて技術的な交流をあわせて実施した。

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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