海外電力関連 トピックス情報

[ドイツ] 送電系統運用者、容量リザーブの入札を開始

2018年7月31日

ドイツの南部・西部地域を管轄する送電系統運用者(TSO)3社は2018年6月26日、南部地域で120万kWの容量リザーブの入札を開始することを発表した。
同リザーブは主に冬季の需給ひっ迫時のみに運転する電源で、卸電力市場での売電は禁止されているが、落札価格にもとづいて待機費用等の補助を受けることができる。
募集対象は電源種別を問わず、2022年10月1日から10年間リザーブとして契約する予定である。
南部地域では2022年の脱原子力後、供給力の不足が懸念されており、入札では価格のほか電源の立地や柔軟性(短時間での出力調整が可能か)も審査対象となる。
2018年7月現在、RWE、シュタットベルケ・ウルム、PQ Energy の3事業者が入札への参加を表明している。
応札募集期限は2018年8月1日までとなっており、入札結果は2019年4月に発表される予定である。 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】 

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

海外諸国の電気事業

 

米国

 

カナダ

 

フランス

 

ドイツ

 

イタリア

 

スペイン

 

英国

 

ロシア

 

スウェーデン

 

中国

 

インド

 

韓国

ページトップへ