海外電力関連 トピックス情報

[米国] 原子力エネ協会、ウラン輸入制限の影響に関する報告書を公開

2018年8月7日

米国原子力エネルギー協会(NEI)は2018年7月16日、米国でウランの輸入制限措置が取られた場合の調査報告書を公表した(報告書は米国調査会社North Bridge Group社が作成)。
近年、米国のウラン鉱山産業は国外の安価なウランによって厳しい状況に置かれていることから、米国大手のウラン鉱山開発企業であるEnergy Fuel社とUrEnergy社は2018年1月、ウランの輸入制限措置を求めた請願書(petition)を政府(商務省)に提出しており、政府の判断が注目されている。
今回公表された報告書によれば、請願書で求められている「現在のウラン国産比率(5%未満)を25%に高める」という措置が仮に取られた場合、米国全体の原子力発電コストは年間5億~8億ドル高くなると予想されている。
NEIは議会に対して「米国の原子力発電が競争力を失うような措置を取るべきではない」と主張している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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