海外電力関連 トピックス情報

[EU] 10カ国の担当大臣が排出削減目標の強化でEUに書簡を送付

2018年12月26日

欧州委員会(EC)は2050年の排出削減ビジョンの検討を行っているが、この公表に先立ち、EU加盟10カ国の環境問題担当大臣が共同で、目標強化を訴える書簡をEUに送付した。
2018年11月21日のエネルギー・環境専門サイトが報じたもの。
EUの長期排出削減目標は2050年に80~95%削減であるが、ECは近年の技術動向等を踏まえて、新たな長期ビジョンを議論するため、そのたたき台を公表することになっている(2018年11月28日に公表)。
今回、10カ国の大臣は、世界の気温上昇を1.5℃以内に抑えるシナリオとともにネット(排出量と吸収量の差し引き)で排出量をゼロとするシナリオも含めることを求めている。
今回書簡に署名したのはデンマーク、フィンランド、フランス、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、スロベニア、スペイン、スウェーデンの10カ国である。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

<参考>[欧州]欧州議会、2030年GHG排出削減目標の55%への引き上げを可決(2018年11月28日)

 

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