[ブルガリア] 欧州議会議員、ベレネ原子力発電所新設に新安全基準の適用を要求
2018年12月27日
2018年11月23日付専門誌によれば、ブルガリア選出の欧州議会議員が、ブルガリアが新設を目指すベレネ原子力発電所の建設承認をめぐり、新たな基準を満たす必要があると発言した。
同発電所は10年前に欧州委員会から建設の承認を受けているが、2011年の福島第一発電所事故後に更新された新たな基準を満たす必要があるとしている。
現在、同発電所の新設については、戦略的投資家を選定するためのエネルギー省草案が議会で承認された段階である。
ブルガリアのPetkovaエネルギー相によれば、有力な投資家としてロシアのロスアトム、中国の中国核工業集団有限公司(CNNC)、フランスのフラマトムの他に韓国の韓国水力原子力発電(KHNP)が挙げられている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
<参考>[ブルガリア]ベレネ原子力発電所新設に向けて戦略的投資家選定へ(2018年11月29日)
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