欧州委員会は2018年11月28日、「A Clean Planet for all」と題したカーボンニュートラルに関する戦略的長期ビジョンを発表した。
パリ協定で定められた目標を達成するためには2050年カーボンニュートラルの実現を目指していくべきとしたうえで、その実現に向けて必要となるアクションを「エネルギー効率化」、「再エネ拡大」、「クリーンモビリティ」、「循環型経済」、「国際連系」、「バイオエコノミー」、「炭素貯留」の7つの観点から提示した。
欧州委員会は当戦略について、新たな目標を定めるものではなく、あくまでビジョンや方向性を示すものであるとしている。
今後、欧州委員会は欧州議会や閣僚理事会等と当戦略に関する議論を進めていく予定。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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