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[カナダ] Bruce Power社、原子力寿命延長の経済的影響評価を実施

2019年5月14日

オンタリオ州商工会議所(OCC)は2019年3月25日、Bruce Power原子力発電所(640万kW)の寿命延長の一環として行われる主要部品取替え(MCR)プロジェクトについて、経済的影響評価報告書「Major Component Replacement Project Economic Impact Analysis」を発表した。
同評価は同発電所の所有者であるBruce Power社に実施を要請していたもの。
同報告書は、「2020年から2033年までの13年間にわたる同プロジェクトによって、GDPの増加、税収等を通じて、経済に大きな利益がもたらされる」としている。
OCCは、MCRによる経済的効果は、オンタリオ州へは76億~106億加ドル(1加ドル:約83円)、全国レベルでは81億~116億加ドルと予想している。
また、連邦政府は消費税1億4,400万加ドル、所得税12億加ドル、一方、州政府は消費税3億加ドル、所得税4億3,700万加ドルを受け取ると見込んでいる。
さらに州内の自治体は、1億9,200万加ドルの税収があると推定されている。
オンタリオ州の原子力産業は現在、オンタリオ州の電力供給量の60%を供給しており、200社以上の企業と、運転、製造、専門職、健康管理、研究開発といった多様な分野にわたり6万人以上を雇用している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

<参考>[米国]NRC、シーブルック1号機の運転延長認可(2019年4月11日)

 

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