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[米国] 共和党議員から相次ぎ提案、今度は“Green Real Deal”を発表

2019年5月20日

共和党若手のマット・ゲイツ連邦下院議員(フロリダ州選出)は2019年4月3日、民主党のアレクサンドリア・オカシオコルテス連邦下院議員らが提案した「グリーン・ニューディール(GND:Green New Deal)」に対する反論として、自由市場の力を活用し、気候変動に対処する「Green Real Deal」を発表した。
民主党に対抗した共和党議員からの提案は、2019年3月25日にラマー・アレクサンダー連邦上院議員(テネシー州選出)による「クリーンエネルギー・新マンハッタン計画」に続く動きである。
今回の提案は、イノベーションの促進と環境政策等への規制緩和を骨子にしている。
ゲイツ議員は、昨年の第115回連邦議会で環境保護局(EPA)の廃止法案を提案したことでも知られる規制緩和論者で、オカシオコルテス議員らによるGNDとの大きな違いは、環境政策への規制強化を求めるのではなく、規制緩和を主張している点にある。
このため、温室効果ガス排出削減の目標は掲げられていない。
他方GNDとの類似点では、電力系統への投資の重視、クリーンエネルギーの研究開発、炭素税への消極姿勢が挙げられる。
ゲイツ議員によると、本提案の発表前にオカシオコルテス議員にも連絡し、民主党議員も含めた本提案への支援を呼びかけた。
しかし、現時点における本提案への賛同者は自身も含め2人に留まっている。
またオカシオコルテス議員は、本提案を受けての取材に「(計画が)とても弱い」、「最悪」と述べている。 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】 

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