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[ブラジル] 担当大臣、アングラ3号の完成と2050年に向けた新設に言及

2019年5月22日

ブラジルの鉱山エネルギー省(MME)は2019年4月4日、リオデジャネイロで開催された世界原子力協会(WNA)主催の国際会議(World Nuclear Spotlight Brazil)において、アルブンケルケ大臣が報告したことを発表した。
同相は報告の中で、連邦政府として建設中のアングラ3号(140万5,000kW)の完成に注力するとともに、2019年末までに策定される「2050年までのエネルギー計画」(PNE2050:PlanoNacionaldeEnergia2050)において原子力の新設を盛り込むことを検討していると述べた。
アングラ3号については、現時点では10カ年計画(PDE2026)で2026年までに運開する計画であるが、残りの工事や完成後の運用において、原子力発電公社Eletronuclearと国際的な原子力事業者とのパートナーシップが必要であり、新たな事業モデルを構築することが不可欠とした。
また、2050年に向け、増加する電力需要に対応しつつ、水力への依存低減や再エネの導入拡大を進める過程において、ベースロード電源や供給セキュリティの確保に向け、新たに原子力発電所の建設を検討しているとした。
そして、2020~2030年に導入される場合は既存の原子炉技術となるが、2040~2050年の場合には先端的な第4世代炉や小型モジュール炉(SMR)が採用されるに違いないとの見解を示した。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】 

 <参考>[ブラジル]政府、建設中のアングラ3号機の完成に向けた対応を発表(2018年11月8日)

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