2019年7月3日付の現地紙報道によると、国民党総裁選候補者で高雄市長の韓国瑜氏は、同日開催された国政発表会の席上、国民の合意が前提であるとしつつ、第4原子力発電所の建設を再開するよう訴えた。
同氏は、台湾国内経済の南北地域格差の解消、FTA、高付加価値製品へのシフトなどを主張するとともに、エネルギー政策に言及し、与党民進党の脱原子力と再エネ依存の政策は電気料金の高騰を招く誤ったものと批判し、国民の合意が前提となるが既存の原子力発電所の運転継続と、第4原子力発電所の建設再開について、自らが総統に選出されれば取り組むとの考えを明らかにした。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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