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[フランス] 国際エネルギー機関、世界のCO2削減には原子力が必須と警告

2019年8月19日

国際エネルギー機関(IEA)は2019年7月11日、最近発表した原子力と水素に関する報告書(“Nuclear power in a clean energy system”と“The Future of Hydrogen”)に関連した会議をパリで開催し、大江博OECD日本政府代表部大使をはじめレヴィEDF会長他が出席した。
IEAのファティ・ビロル事務局長は、世界のCO2排出量を削減するためには、「唯一の解決策はない」と発言し、原子力を含むすべての技術の利用を呼び掛けた。
「現在の政策が見直されなかった場合、原子力設備の約3分の2が2040年までに失われてしまう」と警告した。
「原子力発電所の閉鎖を止めることが、クリーン電力の将来のためには、必須である」と述べて、原子力発電所の運転延長が「コスト面で非常に競争的である」と強調した。
また、EDFのレヴィ会長は「工業国が既存の原子力発電所の運転延長や設備の新設に投資しないと、気候変動目標の達成が危うくなる」と主張した。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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