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[米国] NM州ファーミントン市、既設石炭火力へのCCUS追設を計画

2019年9月20日

2019年8月19日付のエネルギー専門誌によると、ニューメキシコ州のファーミントン市は8月15日、San Juan石炭火力の資産95%をEnchant Energy社へ譲渡することに合意した。
San Juan石炭火力発電所は、1、4号機が運転中で出力はそれぞれ34万kW、50万7,000kWであり、所有者である地元電力会社PNM社は、2022年に当初計画より30年前倒しで廃止すると発表していた。
Enchant Energy社は、San Juan石炭火力にCO2回収・利用・貯蔵(CCUS)を追加し運転を継続し、回収する約600万t/年のCO2を石油増進回収(EOR:Enhanced Oil Recovery)に利用する計画である。
本プロジェクトの費用は13億ドルと見積もられており、エネルギー省(DOE)からの3,000万ドルの補助が適用となる予定であり、連邦税控除(45Q)により12年間で25億ドルの控除を受けることができるとしている。
San Juan石炭火力は、ファーミントン市が5%を所有している他、PNM社が66%、Tucson Electric Power社が20%、Los Alamos社とUtah Associated Municipal Power社がそれぞれ4%を所有しており、発電所譲渡にはファーミントン市以外の所有者との合意が必要であるが、PNM社等との正式な交渉はこれからの予定である。

 

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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