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[中国・ロシア] 石油・ガス大手CNPC、天然ガス輸入の多角化に注力

2019年9月20日

2019年8月19日付の現地紙によると、中国の大手石油・ガス事業者である中国石油天然気集団(CNPC)は、天然ガスの安定供給確保のため、国外からの調達先の多角化に積極的に取り組む方針を明らかにした。
中国における天然ガス需要は堅調な増加を続けており、これに伴い同国の天然ガス輸入依存度は2017年の57%から2020年には75%へと急増する見通しである。
一方、中国向け国際ガスパイプラインは、中央アジア・パイプライン(2009年完成)とミャンマー・パイプライン(2013年完成)の2系統のみであるが、これらのパイプライン経由の天然ガスに天然ガス需要の15%以上を頼っており、安定供給上の懸念も指摘されている。
CNPCはこれに対処すべく、2019年10月をめどに完成が見込まれているシベリア経由パイプラインを利用したロシア産天然ガス輸入に取り組むほか、ロシアのガス生産大手Novatekとの間でも北極に近いArctic LNG運営会社の権益の10%を買収することで合意するなどしている。
CNPCは、こうした動きと並行して国外でのエンジニアリング事業にもさらに積極的に参画していく方針であり、今後2年間で契約額を100億ドルから150億ドルにするという野心的な目標を明らかにしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会
 

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