海外電力関連 トピックス情報

[カナダ] カナダ原研、SMR研究のハブ化に向け共同開発支援対象4社を選定

2020年1月6日

カナダ原子力研究所(CNL:Canadian Nuclear Laboratories)は2019年11月15日、小型モジュール炉(SMR)の開発を加速するために設置された「カナダ原子力研究イニシアティブ」の対象会社として4社を選定したことを発表した。
今回選ばれたのは、(1)Moltex Canada社、(2)Kairos Power社、(3)Ultra Safe Nuclear Corporation社、(4)Terrestrial Energy社の4社で今後コストシェアの条件等を詰めていく。
なお、同イニシアティブはカナダ政府・産業界が2018年11月に発表したSMR開発ロードマップ等に基づきCNLの知見や設備を産業界が活用し、カナダをSMR研究のハブとすること目指すもので、共同資金負担(Co-funding)の形で、CNLが各社の開発を支援して行く。
同ロードマップには、(1)遠隔地や鉱山の79カ所、(2)重質油採取箇所の96カ所、(3)重工業への高温蒸気供給箇所(25~50MWe)の85カ所、(4)既設石炭火力29基のリプレース等の大きな潜在的SMR市場がカナダにはあるとし、ディーゼル発電等と競合できることを目指している。

 

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

海外諸国の電気事業

 

米国

 

カナダ

 

フランス

 

ドイツ

 

イタリア

 

スペイン

 

英国

 

ロシア

 

スウェーデン

 

中国

 

インド

 

韓国

ページトップへ