エストニアのエネルギー会社Fermi Energia社は2020年1月28日、エンジニアリング・コンサルタント会社トラクテベル・エンジー社およびフィンランド電力大手フォータム社との間で、同国におけるSMR建設に向けた研究に係る覚書を締結したと発表した。
Fermi Energia社は、同国初の原子力発電所としてSMRの建設を目指しており、3者は今回の覚書により、エストニアにおけるSMRの許認可体制の検討や、立地調査を協力して行う。
なお、Fermi Energia社は2019年10月、GE日立社との間で、同国における同社製SMR「BWRX-300」の建設可能性調査(FS)を共同で実施するための覚書を締結している。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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