海外電力関連 トピックス情報

[米国] The Global CCS Institute、CCSの現状に関する報告書を公表

2020年3月17日

2020年2月5日付のエネルギー専門誌によると、国際シンクタンクのThe Global CCS Instituteは同日、CCSの現状に関する報告書「The 2019 Global Status of CCS」をワシントンDC内のイベントで公表した。
同組織によれば、IEAが世界エネルギー展望(World Energy Outlook)で採用している「温暖化を2℃以下に抑えるための持続可能な開発シナリオ(SDS:Sustainable Development Scenario)」では、温室効果ガス低減に必要な9%分をCCSが担うとしており、このためには2040年までに2,000以上のCCS施設が必要である。
現在、世界中で19の大型施設が運転されており、32の施設が建設中・開発計画中である。
米国では2018年にCCSに対する連邦税制優遇制度(45Q)が成立しているが、同制度の適用はIRS(内国歳入庁)のガイドライン策定待ちの状態が続いており、ガイドライン策定後は新たなプロジェクトが公表されるだろうとしている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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