2020年2月20日付の業界紙によると、ニューイングランド地方で最大のMerrimack石炭火力(44万8,000kW)がISO-NEの容量オークションで落札し、2024年まで運転を継続することとなった。
Merrimack発電所はもともと2023年までの容量を落札しており、今回の落札で810万ドルを追加で受け取り、2024年6月まで運転を継続することとなる。
ISO-NEでは2段階オークションを採用しており、主として1回目では州等からの補助を受けていない火力電源等を対象とし、2回目では補助を受けている再エネを対象とする。
今回、同発電所は2回目のオークションで落札され、本来のオークションの目的に合致していないとの批判的な声もある。
また、2023~2024年までを対象とした容量市場のオークションでは1カ月当たり約2ドル/kWの低価格であった。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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