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[英国] 新型コロナ禍による外出禁止措置で電力需要が減少
2020年4月14日
2020年3月29日付の主要紙報道によると、新型コロナウイルスの拡大阻止に向け英国で全国民の外出原則禁止措置が講じられて以降、電力需要が低下している。
英国では3月23日から少なくとも3週間、必要最低限の買い物、通院、真に必要な通勤を除き、自宅待機指示が出されている。
これにより、商業部門や産業部門を中心に電力需要が減少、国全体の電力需要は前週や前年のこの時期と比較しおよそ10～20%低下したほか、日照時間の増加等により再エネの発電量が増加し、卸電力市場のスポット価格は前週比約10%低下した。
今後もこの状態が継続された場合、再エネの発電抑制や、同じく電力需要が減少している欧州大陸からの国際連系線による電力輸入の制限といった措置が必要になるとみられている。
【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】
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