海外電力関連 トピックス情報

[ドイツ] IG BCE、2021年の再生可能エネルギー賦課金の大幅な増加に警鐘

2020年6月4日

鉱業・化学・エネルギー労働組合(IG BCE)は2020年4月30日、2021年の再エネ賦課金が前年比20%増加し、8ユーロ・セント(約9.28円)/kWh以上、一般家庭で年間約50ユーロ(約5,797円)の負担となる試算を発表した。
試算結果を受けてIG BCEは、再エネ賦課金の大幅な増加に批判的な立場を示した。
再エネ賦課金の増加の理由は、消費電力量の減少と再エネ発電量の増加により市場での取引価格が低下したことである。
ドイツでは新型コロナの感染拡大にともない産業分野での電力需要が落ち込み、ドイツ全体の消費電力量は年間約10%減少するとIG BCEは予測している。
また、風力と太陽光発電量の増加により2020年第1四半期の再エネ供給量は14%上昇し、電源構成の5割以上を占める結果となった。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

海外諸国の電気事業

 

米国

 

カナダ

 

フランス

 

ドイツ

 

イタリア

 

スペイン

 

英国

 

ロシア

 

スウェーデン

 

中国

 

インド

 

韓国

ページトップへ