海外電力関連 トピックス情報

[カナダ] CNLチョークリバーで小型炉MMRの建設推進JVが設立される

2020年7月3日

カナダのグローバル・ファースト・パワー(GFP)社、米国のウルトラ・セーフ・ニュークリア(USNC)社、およびカナダのオンタリオ・パワー・ジェネレーション(OPG)の3社は2020年6月9日、カナダ原子力研究所(CNL)のチョークリバー・サイトにおいてマイクロモジュール原子炉(MMR)を建設・所有・運転する合弁事業体(JV)「GFPリミテッド・パートナーシップ」を設立したと発表した。
同MMRは熱出力1万5,000kW、電気出力5,000kWで、シリコン・カーバイドで層状に被覆されたウラン粒子燃料(TRISO粒)を角柱に成形した燃料を使用し、20年間燃料交換なしで、鉱山や辺境の集落に熱や電力を供給できる小型の高温ガス炉である。
CNLは2026年までに小型モジュール炉(SMR)をサイト内に立地するプロジェクトを進めており、同MMRはその4候補の一つとして、同研究所が設定する4段階審査の第3段階に達している。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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