[英国] 英原産協会、CO2排出の実質ゼロへロードマップを提示
2020年7月17日
英国原子力産業協会(NIA)は2020年6月24日、2050年までにCO2排出の実質ゼロを達成するための「原子力ロードマップ 2050年までに40%」と題する報告書を発表した。
英国気候変動委員会(CCC)の年間進捗報告に向け、国の諮問委員会である原子力産業審議会(NIC)の産業界メンバーとNIAが協力し作成したもので、NICは同報告書を承認している。
2050年までに大型炉、SMR、先進型炉(AMR)を建設することで、クリーン電源の最大40%を原子力で担い、水素等クリーン燃料製造や地域暖房用熱源として脱炭素化に貢献し、30万人の雇用と330億ポンド(約4兆3,560億円)の年間経済価値を付加することができるとしている。
そのために報告書は、原子力産業界により新設コストを2030年までに30%削減、原子力発電所の新規建設に対する政府の長期的な確約、新規建設を支援する適切な資金調達モデルの進展、水素製造・地域暖房といった発電以外の官民協力枠組みの合意等、6つを提言している。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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