海外電力関連 トピックス情報

[米国・カナダ] X-Energy社、小型炉Xe-100のカナダ事前設計レビューを開始

2020年8月31日

先進型原子炉の開発を進める米国X-energy社は2020年8月11日、カナダ原子力安全委員会(CNSC)と小型モジュール炉(SMR)Xe-100のベンダー事前設計レビュー(VDR)を開始したと発表した。
Xe-100は電気出力7万5,000kWの小型の高温ガス炉で、燃料を構成するTRISO粒子は、10%濃縮されたウラン235の周りを炭素層とセラミック層で包む3層構造になっている。
X-energyはマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究炉において同燃料の照射試験を行うことを2020年5月に合意した。
また、カナダの規制関係について、同国のKinectrics社が協力することになっている。
VDRは、原子炉設計の規格基準への適合性などについて、CNSCが許認可前にメーカーの設計を事前評価するサービスで、フェーズ1~3の3段階からなるが、Xe-100は設計が進んでいるため、フェーズ1とフェーズ2をあわせてレビューされる予定である。 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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