2020年8月20日付の報道によると、エジプトの原子力発電庁(NPPA)は2021年後半にダッバ原子力発電所の建設許可が発行される予定であることを明らかにした。
同発電所はエジプトで最初の商業用原子力発電所となり、カイロから北西に約130kmのダッバ市に建設される。
ロシア第3世代炉のVVER-1200原子炉4基の建設コストは250億ドル以上とされており、これらは、2015年と2017年に署名された契約に基づき、ロシアの国営原子力企業ロスアトムにより建設される。
最初のユニットは、2026年に商業運転を開始する予定で、ロシアは、同プロジェクトのためにエジプトに250億ドルの資金を貸すこととしており、その85%が3%の金利でロシアのローンを通して供給されるとのこと。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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