中国核工業集団有限公司(CNNC)は2020年9月4日、建設中である福清原子力発電所5号機(「華龍1号」型、115万kW)において、原子力規制機関である生態保護部国家核安全局の運転ライセンス交付を受け、燃料の初装荷を始めたと発表した。
「華龍1号」はCNNCと中国広核集団有限公司(CGN)が開発した第3世代設計のPWR型原子炉で、燃料集合体を177体とし、炉心のエネルギー密度を引き下げ、安全性を高めたとされている。
なお、同型炉は福清原子力発電所5号機を含め国内で5基、パキスタンで2基が建設中である。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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