[米国・ルーマニア] 米国とルーマニア、原子炉建設を含む協力協定案に合意
2020年11月4日
米国エネルギー省(DOE)のブルイレット長官とルーマニアのポペスク経済・エネルギー・ビジネス開発大臣は2020年10月9日、ルーマニアのチェルナボーダ原子力発電所のうち建設が中断している3、4号機(CANDU、70万6,000kW×2)の建設再開と1号機(CANDU、70万6,000kW)の改修に関する政府間協定草案に署名した。
同草案は今後欧州委員会へ送付される。
協定案にはルーマニアにおける小型モジュール炉の開発協力も定めている。
またポペスク大臣は同日、米国輸出入銀行(EXIM)との間で上限70億ドルの融資を利用してエネルギーとインフラ産業の協力分野を特定する覚書にも署名した。
同大臣は「米国に加えてカナダとフランスのパートナーも必要」と述べている。
ルーマニア政府は2020年1月、中国広核集団有限公司(CGN)とのパートナーシップの破棄を発表し、2020年7月にはチェルナボーダ3、4号機の建設に係る中国との協力に関する首相決定の無効も公表していた。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
海外電力関連 トピックス情報
-
2024年11月28日
-
2024年11月28日
-
2024年11月28日
-
2024年11月28日
-
2024年11月28日
公式Twitterアカウントのご案内
海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。
- アカウント名:@denjiren