国際原子力機関(IAEA)グロシ事務局長は2020年10月15日、OECD原子力機関(NEA)マグウッド事務局長とのウェブチャットの中で、今後10 年のうちに初めて原子力発電所を建設する10~12カ国の「堅固なグループ」が出現するだろうと語った。
バングラデシュ、ベラルーシ、エジプト、トルコ、およびアラブ首長国連邦は原子力発電の新規参入国であり、ケニア、ガーナ、フィリピン、およびウズベキスタンはその仲間入りを「真剣に検討している」と同事務局長は述べた。
一方でIAEA加盟172 カ国のうち100 カ国程度はエネルギーミックスに原子力を導入していないが、食糧安全保障・核医学・水管理のためにIAEA に加盟しているとも指摘した。

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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