[ブルガリア・米国] 両政府、民生用原子力分野の戦略的協力に関する覚書に署名
2020年11月17日
2020年10月23日付の報道によると、ブルガリア政府と米国政府は、民生用原子力エネルギー分野の両政府間の戦略的協力に関する覚書に署名した。
本覚書は、原子力エネルギー利用に向けてインフラや人材能力を開発、維持するために、両国の原子力産業について、二国間で支援、協力していくことを目的としている。
ブルガリア政府は米国の原子力技術に関心があり、2020年10月13日、国営ブルガリア・エナジー・ホールディングス社(BEH)に、小型モジュラー炉を含む原子炉を開発する米国企業との交渉許可を与え、実現可能性調査を2021年1月31日までに行うことを要請していた。
米国政府は最近、ルーマニア、ポーランドとも原子力協力に関する協定を締結している。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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