海外電力関連 トピックス情報

[ポーランド・米国] SGE社、規制当局とSMR建設に関する協議を開始

2020年11月20日

ポーランドの化学企業シントス(Synthos)社グループのSGE社は2020年10月29日、小型モジュール炉(SMR)建設に関し規制当局である原子力庁(PAA)と協議を開始したと発表した。
SGE社はその前週、米国の小型モジュール炉(SMR)メーカーであるGE日立(GEH)社が開発するBWRX-300のポーランド建設計画に関しPAAの概略評価を受けるため、同計画の組織や技術的概要を説明する資料をPAAに提出した。
同手続きはポーランドにおける原子力発電所建設計画の審査に先行するものとして同国の原子力法(第39条b項)に定められている。
ポーランド最大の民間企業であるシントス社は、SMRの開発展開と洋上風力発電による電力供給を目的にSGE社を設立し、2019年9月にGEH社と覚書を締結し、続く2020年8月には同国への展開に関する独占契約を締結した。
資料作成には、フィンランドのフォータム社、米国のエクセロン社も協力している。
SGE社は2020年5月、米国のウルトラ・セーフ・ニュークリア(USNC)社とマイクロ原子炉の開発に関する協定も締結している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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