海外電力関連 トピックス情報

[ロシア] ロスアトム、サハ自治共和国に砕氷船の原子炉を設置する計画

2020年11月26日

2020年11月3日付の報道によると、ロスアトム社はモスクワから東に4,000kmの、シベリアと極東ロシアに挟まれたサハ自治共和国に、同国で初めての原子力発電所の建設を計画している。
原子炉は2020年10月21日に砕氷試験を終えた最新型原子力砕氷船であるアルクティカ(全長173m、幅34m、高さ15m)に組み込まれた小型の加圧水型軽水炉RITM-200を地上設置型に改造した設計であるという。
砕氷船用の原子炉は既に6基が製造され、1船当たり2基ずつ合計3船に搭載されている。
電気出力は原子炉1基5万kWで、設計寿命は60年、6~7年ごとに燃料取換を要するとのこと。
同自治共和国のウスト・クイガ村に設置する計画で、2024年中に建設許可を得て、2027年の運開を目指すとしている。
なお、この計画は2019年9月5日に発表されたロスアトム社と同自治共和国の協力合意に基づいている。

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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