海外電力関連 トピックス情報

[米国] INL、プレーリーアイランド発電所で高温水素製造実証

2020年12月3日

米国エネルギー省(DOE)傘下のアイダホ国立研究所(INL)は2020年11月9日、エクセルエナジー社のプレーリーアイランド原子力発電所が高温蒸気電気分解法(HTSE)で最初の実証プラントになるだろうと発表した。
DOEは商業炉での水素製造実証研究を支援しており、常温で電気分解を行う「低温(LTE)法」と発電所蒸気も利用し高温で行う「高温蒸気電気分解(HTSE)法」の実証を行っている。
LTE法の実証は2019年9月から、エナジー・ハーバー社デービス・ベッセ発電所、アリゾナ電力(APS)パロ・ベルデ発電所で行われている。
HTSE法の実証についてDOEは2020年10月、エクセルエナジーへ1,400万ドルの支援を発表していた。
DOEはHTSE法を産業競争力がある技術と評価しており、この技術は原子力業界にとっても、水素製造業界にとっても、ゲームチェンジャーとなるとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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