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[スウェーデン・エストニア] 両国企業、SMR導入に関する協力を強化

2020年12月24日

スウェーデンのエネルギー大手Vattenfallとエストニアのエネルギー会社Fermi Energiaは2020年11月30日、エストニアでの小型モジュール炉（SMR）導入に向けた協力関係を強化する意向表明書（LOI）に署名したと発表した。
Vattenfallは、今回の協力関係強化により、「SMRの技術的成熟度、および同国における1基または数基のSMR導入の可能性をより正確に評価する」、「原子力発電所建設のノウハウ（特にプロジェクトの資金調達、人材開発、運転員等のトレーニング、サプライチェーンの構築等の分野）を共有する」としている。
Fermi Energiaは2019年7月、同国の電力供給と2030年以降の気候変動目標に対するSMRの適合性に関するフィージビリティスタディ（FS）を開始した。
4つのSMR（Moltex Energy SSR-W300、Terrestrial Energy IMSR-400、GE Hitachi BWRX-300、NuScale SMR）を対象とするすべてのFSは2020年までに完了し、2021年初頭にその結果が発表される予定である。

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】