海外電力関連 トピックス情報

[中国] 全人代が開幕、2021年GDP成長を6%以上とし環境改善を重視

2021年3月23日

中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)が2021年3月5日、北京で開幕した(JEPIC注:2020年の全人代は新型コロナの影響で延期され5月22日開幕であったが、今年度は例年通りの日程で開幕)。
今回の全人代では、政府から、マクロ政策の継続性、安定性、持続可能性を保ちつつ経済が合理的範囲内で動くことを重点政策とし、2021年のGDP成長率について6%以上を目標とする政府活動報告書が審議に向けて提出された。
なお、この報告書において、エネルギー分野に関しては、単位GDPあたりエネルギー消費の3%前後削減を明示するとともに、石炭のクリーンな高効率利用推進、新エネルギー開発への注力、安全確保を前提とした秩序をもった積極的な原子力開発などが政策の柱として打ち出された。
加えて、気候変動対策について、温室効果ガス排出権取引などの市場構築を急ぎ、2030年のカーボンピークアウトに向けた行動計画を策定する内容も示された。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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