海外電力関連 トピックス情報

[米国] ケイロスパワー社、同社製溶融塩炉の低出力実証炉建設を公表

2021年8月10日

米国小型炉メーカーのケイロス(Kairos)パワー社は2021年7月16日、テネシー州知事および同州経済開発庁(TNECD)コミッショナーと連名で、テネシー州オークリッジに同社設計のフッ化物塩冷却高温炉(KP-FHR)の実証炉を建設することを公表した。
同社は、1億ドルを投資しオークリッジにある米国エネルギー省(DOE)東部テネシー技術パーク(ETTP)内にKP-FHR(電気出力14万kW)よりも低出力の実証炉「ヘルメス」を建設し、2026年の運転開始を予定している。
3重被覆・粒子(TRISO)燃料を用いたヘルメスの建設により、システム全体の実証、重要部品の製造能力の向上、サプライチェーンのテストおよびKP-FHRの許認可取得の確実性を高めることで、商業規模の段階へ進展させるとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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