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[IAEA] IAEA、9月に福島第一原子力発電所の処理水放出の安全性の検証開始

2021年9月1日

国際原子力機関（IAEA）は2021年8月19日、福島第一原子力発電所に貯蔵されるALPS処理水の放出を監視・検証するプロジェクトを同年9月に開始することについて、日本政府と合意したと公表した。
同日、ウィーンのIAEA本部を訪問した梶山経済産業大臣が、IAEAのグロッシ事務局長と会談を行い、福島第一原子力発電所の廃炉や処理水の安全性に関するレビューミッションの派遣を合意したもの。
処理水の安全性に関するレビューについては、IAEA高官が2021年9月に来日し、日本政府関係者や専門家との会合を行い、処理水放出の計画や現状の取り組みについての検証を開始するとしている。
同事務局長は、「これらの現地での会議や活動は、人と環境を守ることを目的とした国際安全基準に沿って、放出が実施されるという確信を得ることに寄与するだろう」と述べた。

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】