海外電力関連 トピックス情報

[トルコ] エルドアン大統領、新たな原子力発電所の建設を目指すと語る

2021年11月25日

トルコのエルドアン大統領は2021年11月9日、アックユ原子力発電所が完成した後、さらに2番目と3番目の原子力発電所の建設を計画している、と現地紙に語った。
アックユでは3基のVVER-1200が建設中で、4基目が基礎工事段階にある。
2023年に発電が開始され、2026年までに発電所全体が完成する予定で、同国全体の約9%に相当する電力(年間約275億kWh)を供給することになる。
さらに二つの発電所を建設すると、原子力発電の比率は同国全体の約27%になり、OECD諸国の平均18%を大きく上回ることになる。
サイトとしては、黒海に面するヨーロッパ側のイグネダ(Ignaeda)と中東側のシノップが候補に挙がっている。
また、ロシア国営原子力企業ロスアトムとの協力拡大の可能性もあり、同年9月28日のロシアのプーチン大統領との会談において「2つの原子力発電所建設について話し合い、彼はこれに同意した」とエルドアン大統領は述べた。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

海外諸国の電気事業

 

米国

 

カナダ

 

フランス

 

ドイツ

 

イタリア

 

スペイン

 

英国

 

ロシア

 

スウェーデン

 

中国

 

インド

 

韓国

ページトップへ