海外電力関連 トピックス情報

[ノルウェー] 東京電力RP参加の浮体式実証事業が発電を開始

2021年12月14日

エネルギー情報誌は2021年12月1日、ノルウェー沖で浮体式洋上風力発電の実証事業が運転を開始したと報じた。
TetraSpar事業はShell(出資比率46.2%)、東京電力リニューアブルパワー(同30%)、RWE(同23.1%)、Stiesdal(同0.7%)が実施する浮体式洋上風力発電の実証事業で、2021年7月にノルウェーの海洋エネルギーテストセンターにおいて実機(出力3,600kW×1基)を設置しており、この度運転を開始したもの。
採用するテトラ・スパー型と呼ばれる浮体構造物は、工場で製作した小部材で大型の浮体部分を組み立てることが可能で、港湾でタービンを組み立てるため沖合で特殊施工船舶による作業が不要となり、製造・組立・設置の簡略化とコストダウンにつながることが期待される。
また、組み立てが容易であることから短期間に複数の躯体を製造できる可能性もある。
今後3~5年の実証運転で運用面を含めたデータ収集を行い、事業化の可能性を検討することになる。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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