海外電力関連 トピックス情報

[カナダ] 使用済燃料の最終処分場の候補地イグナス、試験抗掘削作業が完了

2021年12月14日

2021年11月30日付の業界紙によると、カナダ放射性廃棄物管理機関(NWMO:Nuclear Waste Management Organization)は、使用済燃料の最終処分場の候補地であるオンタリオ州イグナスでの試験抗掘削作業を完了した。
2017年11月に始まった同作業により6つの試験抗(それぞれ長さ約1km)を掘削し、合計約6kmの長さの岩石を回収した。
もう一つの候補地である同州サウス・ブルースでは、2021年初から同作業を開始しており、2022年半ばに完了する予定。
NWMOは2023年に両候補地からサイトを選定した後、2024年にサイトの詳細な特性評価、連邦政府による影響評価およびライセンス取得のプロセスを開始する計画である。
2021年初めにNWMOが発表した戦略計画では、2033年に処分場の建設を開始し、2040~45年に操業を開始すると想定している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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