海外電力関連 トピックス情報

[フランス] IEA、2050年目標達成のためには一層の努力が必要と勧告

2021年12月14日

国際エネルギー機関(IEA)は2021年11月30日、フランスのエネルギー政策に関するカントリーレポートを発表した。
IEAは、フランスは気候変動対策において国際的なリーダーシップを発揮し、国内でも政策の強化を推進してきたと評価する一方、2020年の省エネおよび再エネ開発目標が未達であったこと等から、エネルギー移行のペースが十分とは言えないと指摘している。
その上で、フランス政府は「2050年カーボンニュートラル達成」に向けた重要な決定を下す岐路にあるとし、同目標達成のためには、エネルギー効率化、再エネ、原子力に一層の投資を行うことが必要と勧告している。
また、フランス政府は2022年、経年化プラントの改修計画をはじめとする重要な決定を行う必要があるが、それと同時に、EUの新たな温室効果ガス削減目標(2030年に1990年比55%削減)と平仄を合わせ国内目標や対策を強化する必要があるとIEAは勧告している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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