海外電力関連 トピックス情報

[ベルギー] 2021年総発電電力量、原子力稼働率の向上を受け前年比13%増

2022年1月26日

ベルギーの送電系統運用者Eliaは2022年1月7日、2021年の発電電力量に関する報告書を発表した。
それによると、2021年の総発電電力量は前年比13%増の919億kWh、うち原子力発電電力量は前年比12.1%増の481億kWhとなった。
ガス火力発電電力量は、原子力稼働率の向上とガス価格高騰の影響を受け、前年比9.9%減の228億kWhとなった。
再エネ発電電力量は、太陽光と陸上風力の設備容量の増加により、前年の150億kWhから152億kWhへと微増した。
電力輸出入量については、再エネ設備容量の増加や、近年のNemo LinkやAlegroといった新たな国際連系線の創設等を受け増加傾向にある。
2021年の年間総輸出量は前年の137億kWhから217億kWhへと大幅に増加した。
また、卸電力先物価格については、ガス価格高騰の影響を受け、前年の31.9ユーロ/MWh(約4.1円/kWh)から98.2ユーロ/MWh(約12.3円/kWh)へと上昇した。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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