海外電力関連 トピックス情報

[豪州] 世論調査、53%が原子力発電所の建設に賛成

2022年6月27日

オーストラリア(豪州)のシンクタンクInstitute of Public Affairs(IPA)は2022年6月8日、豪州国民の53%が原子力発電所の建設に賛成し、反対は23%との世論調査結果を発表した。
IPAがマーケティング・リサーチ会社Dynataに委託した同調査は、1,005人を対象に同年4月に実施。
支持政党別に見た原子力発電に賛成する割合は、保守連合70%、労働党47%、緑の党44%で各党において賛成が反対を上回った。
また、すべての年齢・所得層で原子力発電に賛成する人が反対を上回り、所得が高いほど賛成する割合が高かった。
IPAのワイルド調査部長は、「豪州における原子力発電の禁止政策を撤廃するため、首相と野党党首はともにリーダーシップを発揮すべき。現在の豪州のエネルギー危機は、2050年までのネット・ゼロ目標の設計によるもので、石炭と原子力による信頼性が高く安価なベースロード電力によってのみ解決できるだろう」と述べた。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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