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[ウクライナ・米国]エネルゴアトム、AP1000の2基新設に向けWHと契約締結

2022年7月29日

ウクライナの原子力発電公社エネルゴアトム社は2022年7月11日、フメリニツキー原子力発電所に2基のAP1000型原子炉を建設する実現可能性調査について、ウェスチングハウス（WH）社と契約したと発表した。
両社は2022年6月、WHがウクライナのエネルゴアトムの発電所すべての燃料を供給すること、および同国におけるAP1000建設基数を5基から9基に拡大することに合意した。
同合意に基づく最初の2基となる同発電所5、6号機の建設支援のため、WHはAP1000の最新の技術情報を提供しライセンス供与プロセスを開始する。
エネルゴアトムのコーチン社長は、「フメリニツキーへのAP1000新設に向け、この重要な次のステップを踏み出せることを嬉しく思う」と述べた。
なお、同発電所では現在、1、2号機（VVER1000、100万kW×2基）が運転中で、3、4号機は1990年に建設が中止されたままとなっている。

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】