海外電力関連 トピックス情報

[世界] 原子力水素の推進を目的とした世界40以上の組織による連合体が発足

2022年8月8日

世界の40以上の企業と団体は2022年7月26日、重要な気候変動対策である原子力水素を推進するため、「原子力水素イニシアティブ(NHI:Nuclear Hydrogen Initiative)」を結成した。
NHIには、米国の原子力エネルギー協会(NEI)、アリゾナ電力(APS)、コンステレーション、エンタジー、カナダ原子力研究所(CNL)、英国原子力研究所(NNL)、フラマトム(仏)、トラクテベル(ベルギー)、シーメンス(ドイツ)、国際原子力機関(IAEA)などが参加。
原子力発電による水素製造は、原子炉の熱も利用し高効率となる上、稼働率が高いため、安価な水素を得られる可能性があるとし、風力・太陽光発電量が多い時に原子力発電による水素製造を増やせば、風力・太陽光発電の出力抑制を防ぎ、原子力発電所の系統負荷調整も可能となるという。
NHIは、政策立案者、企業、投資家、その他の主要なステークホルダーに原子力水素への認識を高め、原子力水素を展開する政策を支援するとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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