海外電力関連 トピックス情報

[世界] 2021年の世界の原子力発電量前年比で約4%増、新たに10基が建設開始

2022年8月8日

世界原子力協会(WNA)は2022年7月26日、2021年の世界の原子力発電量は、2020年の新型コロナパンデミックによる減少から転じて前年比約4%増(約1,000億kWh増)の2兆6,530億kWhだったとする最新報告書を発表した。
北米を除くすべての地域で原子力発電量が増加したという。
同年の世界の原子力発電所の設備利用率は82.4%(前年比2.1ポイント増)であり、設備利用率の経年変化は見られないとしている。
一方、2021年末時点で運転可能な原子炉は436基(5基減)、総発電容量は3億9,600万kW(100万kW減)であった。
2021年には、10基が閉鎖され、6基(インド、パキスタン、アラブ首長国連邦が各1基、中国3基)が新たに系統連系し、10基(ロシア、トルコが各1基、インド2基、中国6基)が建設を開始した。
これらのうち、系統連系した中国の1基、着工したロシアの1基と中国の1基は、それぞれ小型モジュール炉であった。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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