海外電力関連 トピックス情報

[豪州] 野党、原子力政策の見直しを開始

2022年8月23日

2022年8月5日付の報道によると、オーストラリア(豪州)の連立野党である自由・国民党は、先進的な次世代原子力技術が同国のエネルギー安全保障に貢献し、電力価格を引き下げる可能性を検討する正式な手続きを開始した。
オブライエン気候変動・エネルギー担当影の大臣が主導し、連立野党の政策委員会へ報告するという。
同党のダットン党首は、「原子力の利点とコストについて、誠実かつ十分な情報に基づいた議論」を行うべき時が来たとし、「現在のエネルギー危機は、より多くの需給調整可能電力(dispatchable power)を導入する重要性を示す。成熟した実績技術である原子力は、信頼性が高く、CO2排出のない、豪州が必要とするベースロード電力を供給できる」と述べた。
現在豪州の原子力利用は連邦および州の法律で禁止されているが、2019年の連邦政府調査では、小型モジュール炉などの新技術の展開を可能にするため、同禁止の一部解除が提言されている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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