海外電力関連 トピックス情報

[オランダ・英国] ロールス・ロイス、オランダの原子力開発会社と独占契約

2022年9月8日

英国の小型モジュール炉(SMR)ベンダーであるロールス・ロイスSMR社は2022年8月25日、オランダの原子力開発会社ULC-エナジー社と独占契約を結び、オランダでの同社製SMR展開に協力すると発表した。
ULC-エナジー社は2021年に設立され、オランダ国内の家庭・産業用エネルギーネットワークに統合する原子力プロジェクトを開発することで同国の脱炭素化を加速することを目指している。
ロールス・ロイス社のSMR(PWR、47万kW)は、その90%を工場で建設することで現場作業を低減する結果、プロジェクトリスクを大幅に軽減するという。
英国のトレビアン国際貿易担当国務長官は、英国企業が持続可能なエネルギーとグリーンテクノロジーの輸出において世界を先導しているのは素晴らしいことだと語った。
オランダ連立政権は2021年12月、原子力発電を気候変動とエネルギー政策の中心に据え、原子炉新設に向け2030年までに50億ユーロを支援するとしている。

 

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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