海外電力関連 トピックス情報

[欧州・米国] WHとENUSA、VVER-440のロシア代替燃料の製造で協業を開始

2022年10月3日

米国のウエスチングハウス(WH)は2022年9月8日、スペインのENUSAとVVER-440型原子炉用燃料の製造に関して協力していく意向を公表した。
両社は1974年以来、PWR燃料技術移転契約の提携により、スペイン、ベルギー、フランスなどの原子力発電所を支援し、2002~2007年にフィンランドのロビーサ原子力発電所に約750体のVVER-440燃料集合体を納入した実績がある。
ロンドンの世界原子力シンポジウムで発表された今回のパートナーシップは、欧州市場での数十年の実績を基礎とするものであり、現在欧州では16基のVVER-440が運転され、電力会社はロシア製燃料の代替燃料を積極的に探しているという。
ENUSAのマリアーノ・モレノ社長兼CEOによれば、ロビーサ原子力発電所に燃料を供給した過去の成功体験に基づき、今回の発表は、困難な状況下にある欧州全体のエネルギー安全保障に対する両社のコミットメントを示すものだとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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