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[米国] DOE、同意に基づくSF中間貯蔵施設選定プロセスに関する報告書を公表

2022年10月7日

米国エネルギー省（DOE）は2022年9月15日、意見募集（2021年12月～2022年3月）を行っていた、使用済燃料（SF）の統合中間貯蔵施設の受け入れ地を選定する「同意に基づく選定プロセス」に関し、一般から寄せられた225の意見を分析した報告書を公表した。
報告書は、同プロセスの成功には地域との間の強固な信頼関係が必要とした上で、その信頼関係を構築・維持するには、（1）同施設を追求するための指示を連邦議会から受ける、（2）DOEに対する信頼の欠如に対処するため必要な改革を行う、（3）同プロセスをそのすべての段階で公正に進める、（4）地域の利益を重視する、（5）放射性物質の輸送問題に取り組む、（6）プロセスのあらゆる面で安全などの基準を厳格に適用する、という6つのステップが重要であるとした。
DOEは今後、今回の報告書からのフィードバックを取り入れた選定プロセスに関する政策文書の更新を予定しているという。

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】