海外電力関連 トピックス情報

[カナダ] オンタリオ州、ピッカリングB発電所の2026年までの運転延長を支持

2022年10月12日

オンタリオ州政府は2022年9月29日、2025年に停止予定の同州のピッカリングB原子力発電所5~8号機(54万kW×4基、CANDU炉)の運転を2026年9月まで延長するというオンタリオ州営電力(OPG)社の計画を支持すると公表した。
同州政府の要請を受け、OPG社は運転計画を見直し、同発電所の施設が安全に運転を継続できることを確認しているという。
一方、ピッカリングA原子力発電所1、4号機(約54万kW×2基、CANDU炉)は2024年まで稼働するとしている。
また、同B発電所を2026年9月以降も運転するには完全な改修が必要であるが、同州の将来の電力計画の検討に資するため、州政府は同改修の実現可能性評価もOPG社に要請しており、同改修によりさらに30年間運転できる可能性があるという。
なお、同運転延長には、カナダ原子力安全委員会(CNSC)の承認が必要であり、CNSCが運転寿命に関する最終的な決定を下すとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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